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News- 高知のニュース

【秋の高校野球】明徳義塾、英明に敗れセンバツ出場厳しく 先輩の期待に応えられず“涙”

25日に行われた秋の高校野球四国大会準決勝で明徳義塾が敗れ、2026年春のセンバツ出場が厳しい状況となりました。明徳のキャプテン・筧選手の試合後の涙が印象的でした。

明徳義塾・筧キャプテン:
「弱いと、監督にも毎日のように言われて、でも甲子園にいきたいっていう思いは全員があったので、そこだけ目指して頑張ってきました」

勝てば2026年春のセンバツ出場が有力となる四国大会準決勝。2年連続22回目の出場を目指す明徳は香川の英明と対戦しました。

0対0で迎えた3回表、明徳は1アウト1、2塁のピンチを迎えます。サードへの悪送球となり2塁ランナーが生還、英明に先制を許します。1点を追いかける明徳は4回裏、1アウト満塁のチャンスで打席にキャプテンの筧。ここでスクイズ!しかし、アウトに。同点とはなりません。

6回裏にもヒットやフォアボールで1アウト満塁のチャンスをつくった明徳。打席にはキャプテンの筧。レフトへの犠牲フライで同点に追いつきます!先発したエースのアクシデントにより、急きょ2回から登板した1年生・藤本が好投を見せ、試合は同点のまま膠着状態に。

1対1の9回表、明徳は2アウトからフォアボールとヒットで3塁1塁のピンチを背負います。鋭い打球はサード強襲の内野安打に、英明に勝ち越されます。これが決勝点となり、明徳は準決勝敗退、2年連続のセンバツ出場へ厳しい立場となりました。

試合後、筧キャプテンは、夏の高知大会決勝で敗れ甲子園を逃した先輩のことに触れると涙が止まりませんでした。

明徳義塾・筧キャプテン:
「先輩にもお前らは甲子園いけよと何回も言われて、ずっと練習とかも手伝ってくれて、勝てよという言葉に期待に応えられなかったのが申し訳ないです」

明徳義塾・馬淵史郎監督:
「随所にチャンスはあったが1本が出なかった。最後に流れが英明にいってしまった。悔しい思いを夏にどれだけ出せるか。一冬耐えて、頑張っていきたい」

25日に行われた四国大会決勝では、英明が勝ち優勝、11月に東京で行われる明治神宮野球大会への出場が決まりました。2026年春のセンバツの四国地区の出場枠は2ですが、英明が神宮大会で優勝した場合、枠がひとつ増えるため、明徳出場の可能性もまだ残っています。神宮大会の結果にも注目です。

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