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News- 高知のニュース

『地方創生』テーマに国際研究会 日本と台湾10大学が参加「より密接な連携を」高知で初開催

日本と台湾の大学が連携して進めている「地方創生」の実践例の発表会が高知で初めて開催されました。

2021年11月に発足した「日台連盟」は、高知大学や信州大学など日本の4大学と台湾の6大学が「地方創生」をテーマに、学術交流や産業振興を行う国際的な取り組みです。

2024年から高知大学が「会長校」を務めていることから、今回初めて高知市で国際研究会が開催され、台湾からの100人以上を含む約150人の教授や学生が参加しました。

基調講演では、国立台湾海洋大学の許泰文校長が「海ぶどう」の養殖の拡大や海岸整備など大学による地域活性化の取り組みを発表。

高知大学の受田浩之学長は、県内企業が台湾の学生のインターンシップを受け入れ、国際観光を学ぶ場を提供しながら高知の産業振興につなげている例を紹介していました。

高知大学・受田浩之 学長:
「(台湾が)日本での先進事例を学んでいくこと、共に助け合っていくこと、これを通じて国際的な展開がさらに広がっていくことを期待されている。懇親の輪を広げていくこと、大きな絆が生まれていくことを大いに期待」

国立台湾海洋大学・許泰文 校長
「これから日台連盟がより具体的な連携、密接な連携をすることによって日台双方の地方の活性化を促していきたい」

日台連盟はこうした集まりだけでなくオンラインによる情報交換なども行い、地方創生に取り組むことにしています。