大雨警戒続く高知 津野町の新荘川「通常の様子が想像できない」状態に 活発な雨雲が次々と山間部へ
2025年7月17日(木) PM8時05分
高知県内はきょう17日の夜遅くにかけて、線状降水帯が発生し大雨災害発生の危険度が急激に高まる恐れがあります。低い土地の浸水や河川の増水に警戒してください。
(スタジオ)玉井新平アナウンサー:
津野町に中継が出ています。金子さん。
(津野町・午後6時半)金子二郎記者:
はい。こちら須崎市から2kmほど進んだ津野町に私はいるんですが、先ほど中継した20分ほど前から比べますと雨足はかなり弱まってきました。ただまだ、傘が必要なレベルの雨は降っています。足元を見ますと、かなり深い水溜まりができていまして、坂の上の方から徐々にどんどん水が流れ込んでいます。
さらにこの水が新荘川の方に流れ込みまして、またあちら滝のような水が山の方から新荘川に流れ込んでいます。この後もまたさらに水かさ増していきそうですので、川の増水、十分ご注意いただきたいと思います。
玉井アナ:
金子さん、高知市や須崎市、いろんなところもあったと思うんですが、天気の急変ってどうでした?どう体感しました?
金子記者:
私、今日は須崎市の方からこちらの方に来たんですけれども、車で運転中も時折強い雨が降っておりまして、10分、20分ほど降って止んでというような、本当ブロック、ブロックで雨足が変わる感じは体感しました。
玉井アナ:
はい。住民の方どうでしょうか?様子は。
金子記者:
お話した感じですと、まだ危険はそれほどないんじゃないかという話だったんですけれども。やはり今年、梅雨の雨が少なかったものですから、ここまでしっかり降ってるのは今年の中ではかなり印象が強いというようなお話でした。
玉井アナ:
だいぶ水深さが増えてますね。濁ってますね、川が。
金子記者:
はい。普段は30cmほどの水かさだということですので、現在の様子を見ると、通常の様子がちょっと想像ができないような様子となっています。
玉井アナ:
雨雲レーダー見ていると、津野町山間部に活発な雨雲が次々と流れ込んでいました、今日の昼過ぎ。そういった影響もあるんでしょうね。
金子記者:
はい。またちょっと今、雨足弱まっているんですけども、まだ山の方には黒い雲がかかっていますので、また強い雨雲もこちらの方にも流れ込んでくるんじゃないかという風に感じます。
玉井アナ:
はい、気をつけて取材を続けてください。津野町から中継でお伝えしました。これからも雨雲、活発な雨雲が次々と流れ込んでくる恐れもあります。警戒を続けてください。