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News- 高知のニュース

【参院選】候補者の選挙戦に密着 NHK党の新人・中島康治氏【徳島・高知】

シリーズでお伝えしている、参院選「徳島・高知選挙区」の候補者密着企画。

参院選「徳島・高知選挙区」に立候補したのは、届け出順に
▼自民党の新人・大石宗さん(44)
▼無所属の現職・広田一さん(56)
▼参政党の新人・金城幹泰さん(43)
▼政治団体「NHK党」の新人・中島康治さん(46)
です。

今回は政治団体「NHK党」の新人・中島康治さんについてお伝えします。

「なんとしてでも与党過半数割れ」。NHK党の新人・中島康治さん(46)です。現在は熊本で飲食店を経営しながら、政治団体「NHK党」の徳島県・高知県支部長を務めています。

公示後最初の日曜日(7月6日)、中島さんはひとり四万十市のホテルを出発。街頭演説に立ったのは午前10時過ぎでした。

N党・新 中島康治さん(街頭演説):
「私ね、土曜日・日曜日は朝から街頭演説はしません。皆さんお休みになってますから」

休日の朝は迷惑になるからと、街頭演説は他の候補に比べ遅めのスタートです。

N党・新 中島康治さん(街頭演説):
「どうせ私なんかに投票したって“死に票”になるって? 違います、『死に票』にはなりません。何もしない政治家こそが“死に票”です」

(手を振る有権者に応える)「ありがとうございます」

6年前の高知市長選をはじめ、衆院選・参院選・2023年の知事選にも出馬しましたがすべて落選。立候補を繰り返すうち、街頭で手を振る有権者の姿も少しずつ増えてきました。

容赦ない日差しが降り注ぐ中、演説はヒートアップ。次第に『中島節』が炸裂し始めます。

N党・新 中島康治さん(街頭演説):
「米が無くなっても、文句言ったらだめよ。投票に行ってない人は5kgが1万円になっても高いって言うなよ。消費税がまた上がっても文句言ったらだめよ。だって政治に参加してないんだから」

自ら選挙カーのハンドルを握り、ポスターも自分で張っていきます。よく見られる有権者との握手のシーンはありません。

N党・新 中島康治さん:
「全部は張れんので、せめてね、投票所の近くだけは張りたい」

そしてそのまま土佐清水市へ移動。

N党・新 中島康治さん:
「高知県の偉人で一番すごいのは(土佐清水出身の)ジョン万次郎と思うんです。頭のいい人って、本当に地頭のいい人って昔はいっぱいおったんでしょうね」

清水漁港にやってきた中島さん。魚釣りをしている女性に近づいていきます。

中島さん:「(竿)借りていいです?」
女性:「どうぞ」
中島さん:「あ~釣れました。あ、逃げた。票を釣らんといかんのに魚釣ってどないすんの(笑)」

中島さん:「(釣れた)きました!はい、きましたー。ありがとうございます。釣れてよかった。ありがとうございます。ほな、失礼します」
女性:「がんばってください」
中島さん:「失礼します。楽しかったです」

中島さん:「(記者へ)どうですか、土佐清水。ちょっと来て、ちょっとやったらアジが食べられるって、いいですよね」

息抜き、ならぬ有権者との交流を済ませた中島さん。再びハンドルを握り四万十市へ向かいます。

N党・新 中島康治さん:
「2日で6万5000(再生)ですね。バズるはバズると思うてましたね。」

中島さんが「バズった」と表現するのは、YouTubeに掲載した公示日の第一声の動画です。

(7月3日 参院選公示日の第一声)
N党・新 中島康治さん:
「この通りです。(土下座する)お願いします選挙に行ってください。これが私の第一声です。選挙に行ってもらわんとこの国は良くならない」

街頭に立つ中島さん、とにかく「選挙に行ってください」と繰り返します。

N党・新 中島康治さん(街頭演説):
「もはや私は自民党は国民の敵だというふうな認識です。ならばその自民党を落としましょう。皆さんが選挙に行くこと。投票率が60%を超えれば自民党は落ちます」

選挙戦7日目の7月7日朝、ここからは徳島県内に重点を置きます。

N党・新 中島康治さん(街頭演説):
「皆さん気持ちは分かります。徳島県の人が出てないから投票に行かない。もうそんなこと言わないでください。投票に行ってください」

与党過半数割れに持ち込み、消費税減税、ガソリンの値下げの実現をと訴える中島さん。有権者に届く投票所入場券を「ガソリンの割引チケット」に例えます。

N党・新 中島康治さん(街頭演説):
「皆さんの投票券(投票所入場券)はガソリンが安くなる“金券”です。その割引券を捨てちゃだめ。投票に行くこと。いいですね」

自らポスターを張り、選挙カーを走らせては支持を呼びかけます。

N党・新 中島康治さん:
「頼みます。選挙に行ってください。勝てない、そうじゃないと。日本は良くならない」

与党を過半数割れに追い込むため-。「選挙に行ってください」と繰り返し訴えます。

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