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News- 高知のニュース

大阪・関西万博で開催「にっぽんの宝物祭りレジェンドグランプリ」高知県勢が1位と2位独占!

大阪・関西万博で開催された、地域の優れものを発掘する大会。頂点に輝いたのは高知県・田野屋塩二郎の「砂糖で作った塩」でした。

23日、大阪・関西万博の会場で開催された「にっぽんの宝物祭り レジェンドグランプリ」。高知県内の菓子メーカー「スウィーツ」や「田野屋塩二郎」をはじめ、全国8つの企業や個人が自慢の品を競いました。

スウィーツのプレゼン:
「この万博で世界を変える、新しい日本初の技術を、皆さんお試しください」

「スウィーツ」は香料やベーキングパウダー・小麦粉を全く使わないカカオロールを出品。特殊な技術で、カカオの風味を薄れさせないロールケーキに仕上げました。

この大会は、地域に眠る食などを評価することで世界レベルに育てようと2016年から続いている「にっぽんの宝物グランプリ」の受賞者だけが出場できる特別な大会です。「スウィーツ」と「田野屋塩二郎」は、共同開発した「田野屋塩二郎シューラスク」で2016年にグランプリを受賞しています。

今回「田野屋塩二郎」が出品したのは、完成に13年かけたという自信作「砂糖で作った塩」です。

田野屋塩二郎のプレゼン:
「腕一本で作った塩一本で勝負させてもらいます」

海水に溶かした砂糖を塩でコーティングし、サラサラに作り上げました。審査員は「少し甘さもあってうま味を感じる」と評価していました。塩二郎さんは“世界初の技術ではないか”と話しています。審査の結果は…。

審査の結果発表:
「塩二郎がレジェンド~!」

田野屋塩二郎さん:
「とりあえず今回は勝つことが目的だったので、勝てて素直にうれしいです。(砂糖で作る塩は)多分世の中にはないと思います。皆さん食べてびっくりされたんで、それが評価につながったのかなと思います」

一方「スウィーツ」は2位に輝き、県勢がワンツーフィニッシュを果たしました。

スウィーツ・春田聖史社長:
「高知のレベルを証明できたかなと思って。残念ながら塩二郎さんには負けたんですけども。はるかに想像を超えるような商品をうちのスタッフが作ってくれたので、思い残すことはない」

「砂糖で作った塩」の販売はありませんが、スウィーツのカカオロールは7月中旬以降に販売予定ということです。

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