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News- 高知のニュース

延伸後に事故多発《高知東部自動車道》 センターラインはみ出しに注意を【高知県警】

6月16日高知東部自動車道で車がセンターライン上のワイヤーロープに衝突して横転。なんこく南IC~高知龍馬空港IC間が通行止めになりました。

このニュースを伝えるとインターネットには多数のコメントが…

「本当にこの道は事故渋滞が多い」
「また?今年入って何回目よ」
「ガチで使う気なくなるくらい怖いわ」

高知東部自動車道では今年に入って事故がおよそ60件発生しています。これは去年の同じ時期に比べ2倍近い数です。事故が増えた要因について交通事故鑑定人の中島博史さんは。

交通事故鑑定人・中島博史さん
「使う人が増えて交通量が多くなったので単純に統計的に事故が増えやすくはなる」

今年3月高知龍馬空港ICとのいちIC区間が開通。これにより高知龍馬空港ICーなんこく南IC間の1日の交通量は平均2万4500台と開通前より5300台増えました。

中島さんはこれまでのように国道に降りずにすむため便利になった反面、油断してスピードを出しすぎないよう注意が必要だと言います。

また、東部自動車道で目立つのはセンターラインをはみ出す事故です。

去年9月、香南やすIC付近でた車が対向車線の車と正面衝突し、1歳の男の子が亡くなりました。この死亡事故を受け、センターライン上のポールの間隔を狭くしてはみ出しを防止する対策がとられました。

しかしこの対策では不十分だと中島さんは指摘します。

「ラバーポールが立っているだけの所っていうのは地方の自動車専用道路とかでよく指摘される危険な点。対向車線が操作ミスとかで飛び出してきてしまった時に正面衝突を防げないという点で危険」

はみ出しを防止するためには樹脂製ポールよりもワイヤーロープが望ましいとされています。しかし東部自動車道では道路の構造上、ワイヤーロープを支える支柱を打ち込めない箇所があるため設置が一部にとどまっています。

さらに今年に入ってなんこく南ICから高知龍馬空港ICまでの区間で事故が多発しています。

県警交通企画課・宮村彰彦警部補:
「3月に(高知龍馬空港IC~香南のいちICが)開通してから高知龍馬空港IC付近での事故が多く見られています。ドライバーの方の前方不注意やハンドルブレーキの操作のミスが原因となっています。緊張感を持って事故防止を努めた運転に努めてもらいたいと思っております」

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