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News- 高知のニュース

無痛分娩の実現へ 高知大医学部と県が協定締結【高知】

県内ではまだ実施されていない「無痛分娩」ができる体制を整えようと県と高知大学が協定を結びました。

「無痛分娩」とは出産時の陣痛を麻酔を使って軽減するもので、現在高知県では実施されていません。高知大学医学部は出産方法の選択肢を増やそうと「無痛分娩提供体制構築プロジェクト」を2025年度から3年間実施。県外から専門医を招き、県内で無痛分娩ができる人材を育成するなど体制整備に取り組みます。

県はこのプロジェクトに5千400万円を寄付し、周産期医療の充実・強化を図ることにしていて、3月28日、浜田知事と高知大学の受田学長が協定を交わしました。プロジェクトでは2025年度に産科・麻酔科医を中心としたチームを結成し、初めての無痛分娩を実施。2026年度には病気などを抱えたハイリスクの妊婦の受け入れを行い、2027年度には一般の受け入れもはじめる計画を立てています。

高知大学医学部・河野崇教授:
「世界では当たり前の医療、それができていないのは非常に問題がある。特別なものでなくこれが当たり前の選択肢になるように早急に整備したい」

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