食品トレーの《リサイクル》進めよう 関連業者が協働宣言「地域の方と一緒に環境貢献できれば」【高知】
2025年3月27日(木) PM6時44分
高知県のスーパーマーケットで行われている食品トレーなどのリサイクル。この取り組みをさらに推進しようと協働宣言が行われました。
27日、高知市で共同会見を開いたのはスーパーマーケットを中心に10の加盟社を持つ「四国シジシー」と食品トレーなどを製造する日本最大手のメーカー「エフピコ」です。
両社が取り組んできたのが食品トレーやペットボトルを資源として回収し、再びトレーなどに再生した「エコ製品」を積極的に使う「ストアtoストア」。県内ではサンシャインやサンプラザなど5社が取り組んでいます。
例えばエコ製品のトレーを使えば新しく作るよりCO2の負荷を37%削減できます。27日はこれまで以上に取り組みを推進するために協働宣言を行いました。今年2月までの1年間のCO2削減見込み368tを、1年後には8.6%アップの400tを目指しています。
四国シジシー・平間 一幸 社長:
「地域の方と一緒になって環境に貢献できればありがたいと思っております」
エフピコグループ・佐藤 守正 代表:
「品質のいいものを供給する意味ではプラスチックのトレー容器は非常に大きな貢献をしていると思う。一方で、環境の負荷をいかに低くするかが大きな課題。消費者の皆さま、スーパーマーケットの人たちと協力して、できる限りの循環型社会、環境負荷の低い社会をつくっていきたい」
四国シジシーに加盟する県内のスーパーマーケットは、店内のデジタルサイネージや学校での出前授業などを通してリサイクルへの理解と協力を呼び掛けます。