「遺族からの意見を踏まえてヒアリング対象者を選定」南国市いじめ問題専門委員会【高知】
2025年3月3日(月) PM7時25分
2019年に南国市の小学2年生が川で溺れ亡くなった事故で3月2日、3回目の第三者委員会が開かれました。
2019年8月、高知市仁井田の下田川で南国市の稲生小学校2年・岡林優空さんが友達4人と遊んでいたところ溺れて亡くなりました。
2024年11月、中立性を確保するため、新たな5人のメンバーで再度立ち上げられた第三者委員会は2日、3回目の委員会を開き委員長・曽我智史弁護士が取材に応じました。
南国市いじめ問題専門委員会委員長・曽我智史弁護士:
「委員会前に実はご遺族と意見交換をいたしましてご遺族からの意見、こういった人からもヒアリングしてほしいとか、そのあたりの意見をいただきまして、それを踏まえてヒアリング対象者を選定していく」
2日の委員会では事実関係の解明に向けて多くの関係者を対象に、4月からヒアリングを行うことを確認。
期限を設けず有力な情報が出てくるまで調査を続ける意向で、当時の教職員や在籍した児童も含め、多くの関係者から情報を集めたいとしています。
南国市いじめ問題専門委員会委員長・曽我智史弁護士:
「実態解明につながる情報持っている人にいかにアクセスできるか、それが大事だと思っております広く声をかけていくというスタンスになってくる」
次回の委員会は3月中旬に開かれる予定です。