広末涼子さんが応援!高知龍馬マラソン 青学大陸上競技部選手がペースランナー 1万人が激走
2025年2月17日(月) PM8時36分
2月16日に行われた「高知龍馬マラソン」。天気が心配されていましたが雨が上がりました。いろんなキャラクターも勢ぞろい!?2025年の大会を映像で振り返ります。
今年11回目を迎えた「高知龍馬マラソン」。スタート地点の県庁前には約1万人のランナーが集まっていました。中には全身真っ赤な人も!
須崎の還暦ランナー 中山広幸さん:
「60歳になりましたので、息子に(赤いちゃんちゃんこを)もらった。それを一回しか着ていないもので、還暦でちょっときょう着て走ってみようかなと思いまして。”人生折り返し“と思ってますので、楽しんで走りたいと思います」
午前9時にスタートの号砲が鳴ります。
川辺アナウンサー:
「今ランナーが走り出しました。それぞれの思いを胸に土佐路を駆け抜けます」
今年は、フルマラソンに男女合わせて去年(2024年)より1195人多い9590人が出場。俳優の広末涼子さんがエールを送りました。
広末さん:
「頑張れ~いってらっしゃい」
応援:「悟空頑張って~」
悟空ランナー:「は~い!」
コースは県庁前を出発したあと南国市を経由し浦戸大橋へ。太平洋を眺めながら花海道を走ります。土佐市で折り返し、ゴールの春野総合運動公園を目指す42.195キロです。
コース一の難所、浦戸大橋では40メートル以上の高低差がランナーの体力を奪います。
還暦の中山さんは?
川辺アナ:「この坂どうですか?大丈夫ですか?」
中山さん:「きつ~い。安全運転!」
川辺アナ:「まだ行けますか?」
中山さん:「頑張ります!」
ランナー泣かせの坂を軽快に駆け上がるのは青山学院大学陸上競技部の選手たち。全国で初めてペースランナーとして大会に参加しました。
川辺アナウンサー:
「若林宏樹選手です。上り坂が得意な”若の神“がさっそうと駆け抜けていきました」
桂浜の入り口では龍馬がランナーを激励です。
龍馬姿の男性(第1回から応援):
「行ける行けるもうちっと!頑張ってください。笑顔がステキ!」
ここでコースは残り半分ほど!ランナーたちは太平洋を望む花海道へ向かいます。
応援する女性:「頑張って~」
いろんなキャラクターと出会えるのも龍馬マラソンの楽しみです。
高知市の男性:
「スーパーサイヤ人(の格好をしている)。(沿道から)かめはめ波を撃たれることが多いですね。あと元気玉を、皆さんに元気をいただいています」
川辺アナウンサー:
「マラソンは楽勝?」
男性:
「そうですね、もうわくわくしかないですね」
こちらの男性は、アンパンマンのリュックを背負っています。
アンパンマンリュックの男性:
「息子のアンパンマンリュック借りてきたんですけど、ちょっと厳しいですね…」
川辺アナウンサー:
「足どうしたんです?」
男性:
「めっちゃ痛いです。パンパンですね、アンパンマンだけに」
休憩所では安芸市のナスを使ったゼリーやトマト・ちくきゅうでおもてなしです。
県内から参加した親子:
「おいしい、超おいしいです」
娘:
「父親で~す。高3で思い出づくりしてます」
コースには11カ所の関門があり、制限時間を過ぎてリタイアとなる人もいました。
リタイアした山口からの女性:
「すごく残念です。来年リベンジしたいです」
花海道の関門を突破するとコースは残り20キロです。
疲労感が漂う中歩いてゴールを目指すランナーの姿も。
最後の難所、春野総合運動公園の上り坂を越えればいよいよゴールです。
赤いちゃんちゃんこの中山さんも!
須崎の還暦ランナー 中山広幸さん:
「きょうのランはちょっときつかったですね。練習不足です。来年から食べ歩きでいこうかなと。せっかくのお料理を食べてないですからもったいない。来年からは食べ歩きに変更です」
また、ペースランナーの青学・白石光星選手に「ありがとう、マジで助かった」と感謝を述べている男性が。
香長中の教師:
「ずっと声をかけて下さって、白石君の応援を僕がもらいながら(走る)と言いながら、ふざけ合って走ってた。だいぶ久しぶりにマラソンを走りましたけど、楽しませてもらいました。ありがとう」
白石選手:
「いえいえこちらこそ」
青山学院大学 白石光星選手:
「走っているランナー達とコミュニケーション取って景色見ながらをメインにしていたので、それをしっかりできたのかな」
ランナーの9割以上にあたる9,085人が完走しました。
男子は東京の山口純平さんが2時間20分10秒で、女子は東京の福島舞さんが2時間55分58秒で優勝しました。