サッカーJ3に初参入した高知ユナイテッドSCは2月16日、カンセキスタジアムとちぎ（宇都宮市）で行われたリーグ開幕戦で栃木SCに0対1で敗れました。

《試合後の秋田豊監督の話》

前半から非常にアグレッシブに90分間、全ての選手が戦って、ゴールに向かってというところは自分が目指しているサッカーを表現してくれたと思っています。

クロスからの失点があった。そこは改善しなきゃいけないところ。あとは決定力。4人代えをしたんですが、4人代えをしなくてもいいんじゃないのかというぐらい運動量が落ちなかった。選手たちが1カ月半の中で、非常に厳しいトレーニングをしてきて、それを自分たちの身にできているなと改めて感じさせていただいた試合だった。

スライディング、球際の厳しさ、競り合い。全てにおいて、栃木さんも非常にレベルの高い、背の高い選手もたくさんいたのにも関わらず、そこを戦えた、勝てた場面もたくさんあった。彼らが今までやってきて、自信が生まれたんじゃないのかなと感じています。

やれるところはあると思います。きょうは点は取れなかったですけど、次は0点に抑さえて、勝利を目指して頑張っていきたい。

うちの強みは若さ。若さがあるということはトレーニングができる。非常に運動量の多いサッカーをすることが特徴的。彼らの良さを出すために、いろんなパターンでの運動量が必要な戦術を入れながらやってきました。

それを十分、きょうも表現をしてくれましたし、違う相手であれば彼らの良さも出せたんじゃないのか。

うちは常に同じポジションの選手同士で競争をして、ポジションを選んできている。

きょうも突然、東家がけがで出れなくなったりして、本来のメンバーではなくてもあれだけできた。僕は自信を持ってJ3を戦うことができると感じた。

（出場しなかった佐々木）敦河はちょっと体調を崩して、週の頭ぐらいからトレーニングに合流できなかった。東家も少し違和感があって。きょうみたいなゲームであれば、けがのリスクはあったので、次の試合に向けて準備をして良かった。

逆に代わって出た選手がレギュラーのような仕事ぶりをしてくれた。本当にギラギラしたところは非常に良かったなと感じています。

僕は彼らの良さを最大限に出したい。きょうみたいにゲームをやっていれば、38分の1でしたけど、開幕戦で非常に大事な試合でしたけど、この試合を38試合できるかどうか。やれると思う。

（高知では）パブリックビューイングもやられていると聞いています。本当にいつもありがとうございます。きょうもたくさんのサポーターの方が来ていただいて、大きな声で声援をいただいて、本当に選手たちも力になったと思います。皆さんの声が彼らの後押しをしてくれたなと本当に感じています。

次こそホームで初勝利を目指して頑張っていきたい。たくさんの方に来ていただいて、勝つところを見てほしいと思います。

＊写真は2025年1月26日撮影