《いざ夢のローザンヌへ》中学生バレエ男子・福間さん「自分に勝って1位になりたい」スイスへ出発
2025年1月31日(金) PM7時13分
高知の若きバレエダンサー福間悠陽さん・15歳。憧れのローザンヌ国際バレエコンクールに出場するため、31日スイスへ向けて出発しました。
高知龍馬空港にやってきたのは、高知市のバレエスタジオ「マサコ・バレエ・ワークス」に通う一宮中学校3年生の福間悠陽さんです。
2月2日からスイスで行われるコンクールに向けて31日、高知を出発します。福間さんは小学6年の時に親元を離れ、埼玉からひとりで高知に「バレエ移住」してきました。
福間さんが出場するのは若手ダンサーの登竜門、ローザンヌ国際バレエコンクールです。スイスのローザンヌで年に1度行われる15歳から18歳までのバレエダンサーを対象としたコンクールで、福間さんは2024年、アジア予選で上位4人に選ばれ、本選への出場権を獲得しました。
1月26日に行われた壮行会では本番と同じ衣装で踊りを披露しました。
「悠陽がんばれ!」
【高知龍馬空港】
福間さんの祖父母も見送りに。福間さんはバレエ教室の上岡真佐子さんと一緒にスイスへ向かいます。
マサコ・バレエ・ワークス 上岡真佐子先生:
「悠陽の長い人生のなかですごく悠陽の歴史の中に残る出来事になると思うので、どんな思いをしても振り返った時によかったなって思えるような出来事になるようにしてもらいたいです」
福間悠陽さん:
「これが先生の旦那さんにもらったお守りで」
「自分を出し切ってこのコンクールに勝つというよりも自分に勝たなきゃなって。今の気持ちはとにかく楽しみでしかないです。みんなの応援を背負って一位になりたいなっていうのが一番の願いです」
2022年
「僕は世界に羽ばたきます」
あれから3年・・・悲願のローザンヌ出場、高知で磨き上げたバレエでついに世界へ羽ばたく時がやってきました。
コンクールは2月2日から9日にかけてスイスで行われ、福間さんは8日の決勝に残りたいと意気込んでいました。