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News- 高知のニュース

「危機的事態」教職員の不祥事受け県教委が緊急会議開催《高知》

教職員の相次ぐ不祥事を受けて県教育委員会は市町村の教育長と県立学校の校長を集め緊急の会議を開きました。

県・長岡幹泰教育長:
「“魂の殺人”とも言われる性暴力、わいせつ行為を行うのは言語道断。教職員としてそれ以前に社会人としてこのようなことを絶対に行ってはならない」

県教委は相次ぐ不祥事を「危機的事態」と捉え、24日全市町村の教育長や県立学校長などおよそ80人を集め緊急の会議を行いました。2024年度は10件10人が懲戒処分となっています。

会議では懲戒処分の数が2023年度に続いて2桁となったことや10件のうち6件がわいせつ事案であったことなどが報告されました。長岡教育長は不祥事を「自分ごと」として捉え、自分の考えや行動を見つめ直すことが必要であると話しました。参加した教育関係者はー

県立若草特別支援学校・平石勝久校長:
「私たち学校として何を取り組まなければならないか「自分ごと」という言葉がやっぱり大事なキーワードじゃないかと」

県立安芸中学校・山崎麻美子校長:
「学校の責任者としても教職員に対して自分たちの学校から不祥事を起こさないように取り組んでいかなければなと思います」

県教委は年度内を目途に「不祥事が与える影響」についてのリーフレットを作るなど、不祥事防止対策の強化に取り組んでいくとしています。