熱湯はダメ!水道管の破裂に注意 寒波ピークへ《高知》
2025年1月9日(木) PM7時12分
高知県は10日昼前にかけて山地を中心に大雪となり、平地でも大雪となる所がある見込みです。
注意が必要なのが「水道管の破裂」です。県内全ての観測地点で氷点下を記録した2年前の寒波では、水道管破損の相談が高知市内だけで250件以上寄せられました。
今回の寒波は10日午前中がピークと見られていて、高知市内のホームセンターには水道管の凍結を防ぐための道具が並べられています。
購入した人:
「ちょうど古いやつが破れちょってね。替えちょかんと凍ったらいかんき。隣の家が一回(水道管が)破裂したことがあるね」
店員:
「やはり寒波が来るということで、きのうから比べると、こちらの在庫のものも全部倉庫から出してきて。(水道管にカバーをするだけではなく)蛇口の方からはチョロチョロと水を出しておく」
またウェザーニュースによりますと、高知市では2018年の2月に降った雪と同レベルの雪が降る恐れもあるといいます。当時は2センチの積雪を観測。鏡川大橋では6件のスリップ事故が発生。2時間半にわたって通行止めとなりました。10日も路面の状況には十分ご注意ください。
高知市の上下水道局によりますと、対策グッズがない場合の予防策として、気温が下がり始める前に蛇口から割りばし程度の太さの水を出しておく。また、露出している
水道管にタオルなどの保温材をまいておくことも有効のようです。
それでももし凍ってしまった場合はぬるま湯をかけるようにしてださい。熱湯は破損の恐れがありますので、絶対にかけないでください。