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News- 高知のニュース

「国境なき医師団」と高知県が全国初の協定締結《今後、県の訓練などに参加》

「国境なき医師団」と高知県が全国で初めての協定です。大規模災害時「医療分野」での心強い支援が期待できます。

「南海トラフ地震」が発生した際、県と「国境なき医師団」が連携し、迅速に支援活動を行うための協定が12月16日、県庁で結ばれました。

「国境なき医師団」とは元々フランスで設立された国際的な人道支援団体で、日本の事務局から医師や看護師など毎年100人ほどが海外に派遣されています。1月に発生した能登半島地震でも心理カウンセラーを派遣するなど支援活動を行ってきました。

「国境なき医師団」が地方自治体と災害支援に関する協定を結ぶのは高知県が全国で初めてで、今後、県の訓練などに参加します。

浜田知事:
「今年年初にありました能登半島地震は決して他人事ではないという」
「そうした中、こうした形で『国境なき医師団』さんの方と協定の締結ができます事を本当に心強く思っている次第でございます」

南海トラフ地震が発生した場合、高知県は影響が大きいとして「国境なき医師団」はこれまでも県内にある海沿いの自治体を中心に調査を行ってきました。

国境なき医師団・村田慎二郎事務局長:
「事前にこういった県庁、県との提携があると、場所の特定、それからたとえば医薬品であったり、物資の搬入、そういったことが、より迅速にしやすくなるのではないかと期待をしております」

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