《真っ黒なサンドイッチ!?》観光列車で高知県東部の食を堪能「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」
2024年9月5日(木) PM7時32分 <9月6日 PM12時10分 更新>
大人気の観光列車が今年(2024年)も期間限定でごめん・なはり線で運行します。高知県東部の食材をふんだんに使った料理をひと足早く堪能してきました。
2020年に運行を開始した観光列車「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」。蒸気船や宇宙船をモチーフにした車内から高知の雄大な自然を眺めたりー地元の人たちの温かいおもてなしが受けられます。
通常はJR土讃線の高知ー窪川間を走っていますが、2021年からは県東部の魅力を伝えようと期間限定で土佐くろしお鉄道のごめん・なはり線でも運行。今年(2024年)は10月4日から12月20日まで高知ー奈半利間で毎週金曜に運行します。
およそ2時間半、列車の旅に彩りを添えるのが料理です。奈半利駅を出発する便「雄飛の抄」で食べられるのがー
川辺世里奈アナウンサー:
「オープン!わ~スイーツにフルーツ、華やかで豪華です。そしてこちら真っ黒なんですよ…何でしょう?」
こちらは室戸産の備長炭をパウダーにしてパン生地に練り込んだサンドイッチです。具はカツオを使ったツナマヨ!柚の酢でさっぱり味つけています。
川辺アナウンサー:
「いただきます、わ~真っ黒!インパクトがありますよね。カツオの味がすごくします。噛めば噛むほどカツオの味がしっかりしているので、普通のツナサンドとは全く別物です。カツオの食感、キュウリのシャキシャキ食感、パンはもっちりしているので一口でいろんな食感が楽しいサンドイッチです」
手掛けたのは室戸市の宿泊施設「スカイアンドシー・ムロト」です。「浜スイーツ&ティーセット」は浜辺に地域の人が集まって弁当を食べる地元の風習「浜弁当」から着想を得ました。スコーンには室戸海洋深層水からできた塩を使っていて、馬路村産のユズマーマレードと芸西村産の白玉糖が入ったミルクバターがよく合います。
お茶にもこだわりが!
弘法大師・空海が広めたといわれる室戸産の「きしまめ茶」を提供しています。
川辺アナウンサー:
「香ばしいです。芳醇な香りが鼻に抜けるんですがすっと引いていくので、サンドイッチにも甘いスコーンにもぴったりです」
もう一つの木箱にはスイートポテトやパウンドケーキが!袋に入っていて持ち帰ることができます。
スカイアンドシー・ムロト 河合英治代表:
「いい食材が本当にたくさんあります。その食材を通じて東高知を知っていただければなと思います」
観光列車の運賃は高知ー奈半利間で片道1人・5130円。奈半利発の便「雄飛の抄」では料理が別途3500円かかります。予約はJR四国の駅にあるみどりの窓口などで受け付けています。
※4日から予約を開始していてまだ十分に空きがあります。
高知発の便の料理は5500円が別途必要です。料理は4日前までの申し込みが必要ですのでご注意ください。