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News- 高知のニュース

「本当に響きがいい」4月オープンのホールしまんとぴあで中村交響楽団が《夏の、第九》【高知】

四万十市の交響楽団が、今年(2024年)新しくできたホールで18日に定期演奏会を開きました。
合唱とオーケストラが織りなす“夏の、第九”に観客もうっとりです。

今年4月にオープンしたばかりの四万十市のしまんとぴあで行われた中村交響楽団第91回定期演奏会。中村交響楽団は1946年に創設されてから毎年演奏会を行い、長く地元の人に愛されてきました。

今年のメインの曲は合唱団を含め総勢200人という大所帯で、よく年末に演奏されるベートーヴェンの交響曲第九番通称“第九”の全楽章です。

“第九”はオーケストラと独唱、合唱がおりなす1時間を超える大曲。コロナ禍は短く一部分のみを演奏していましたが、世界が平和になることを願い全編通しての演奏にチャレンジしました。

高知と香川出身のソリスト歌手がゲスト出演しました。

バリトン・四万十市出身・森翔梧さん
テノール・宿毛出身・所谷直生さん 
アルト・黒潮町出身・志田理早さん
ソプラノ・香川出身・高橋薫子さん

四万十市出身でバリトンの森翔梧さん:
「初めての第九をこの地元で歌うことができて本当に幸せです。ちょっと気合がはいるというか、上手くなったよじゃないですけど、そういうふうに期待してみてくれたらうれしいなと思いながら」

チケットは早々に売り切れ、会場には700人を超える観客が。

土佐清水市から:
「感動しましたね。なんか揺さぶられるような感じ」

四万十市から中学生:
「楽器ごとが1つにきれいにまとまっていて、とても聴きやすかったです」

四万十市から中学生:
「指がめっちゃまわってて、連符もきれいだったし、音の強弱とかもしっかりしてて
、ああいうふうになりたいなって思いました」

中村交響楽団・柳川雅史団長:
「本当に響きがいいのでいい演奏になったんじゃないかなと思います。できればまた第九も近いうちにまたやりたいなと思っています」

「中村交響楽団」の“夏の、第九”が観客の耳を幸せにしていました。

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