レプリカの手錠で逮捕訓練!警察官体験に高校生18人参加 夢に「一歩近づけたかな」
2024年7月25日(木) PM8時30分 <PM8時54分 更新>
高校生が警察官の仕事を体験するイベントが、25日、高知県南国市にある警察学校で開かれました。手錠での逮捕やレスキューにチャレンジです。
南国署が高校生に警察官の仕事を知ってもらおうと、2024年初めて開催した「管バスツアー」。25日は県内から18人の高校生が参加しました。中・四国管区の機動隊が使う通称「管バス」に乗って警察学校へ出発です。
「これよりみなさまを、警察官になった将来の自分自身に出会える旅にご案内いたします」と警察官が挨拶。
警察学校に到着すると、学生服の生徒たちが警察官の制服に着替えて「変身」します。
南国警察署長:
「あなたを1日警察官に委嘱します」
生徒たちに「1日警察官委嘱状」が手渡されました。
レプリカの手錠をかける逮捕体験が行われたあとは、連絡手段の一つである無線機の使い方を学び、廊下と教室に分かれてトランシーバーで情報交換をします。2024年1月の能登半島地震の応援にも出動したレスキュー車も見学。車に搭載したクレーンを使い、滑車の原理で救護者を乗せた担架を引き上げます。重量の5分の1の力で引き上げられることを学びました。
警察官になりきって様々な体験をした高校生たちは「人を助けるために日頃からこうやって頑張って大変な訓練をして、威厳のあるお仕事だなって思います」と語りました。
Q将来の夢は
「警察官です」
「かっこいいですね制服着たらやっぱり。」
「警察官にちょっと一歩近づけたかなみたいな感じがすごいしますね。(警察官に)絶対なろうと思います」
高知県警は、2023年度の採用試験の受験者数が過去10年で最も少なかったことから、若者が参加できるイベントを積極的に行うことにしています。