高知市・水泳の授業で児童が溺れ、意識不明で救急搬送 水深が深い中学校のプールで
2024年7月5日(金) PM6時43分 ＜PM8時05分 更新＞
高知市の中学校のプールで5日午前11時ごろ、水泳の授業を受けていた小学生が溺れ、救急搬送されました。
高知市教育委員会によりますと、搬送当時、児童は意識がなく呼吸も止まっていて、現在は「懸命の治療中」ということです。
児童が通っている市立小学校ではプールが故障して使えないため、4年生から6年生は近くにある市立中学校のプールを使って水泳の授業を行っています。
溺れた児童は、今年度3回目の中学校での水泳の授業を受けていました。
事故当時は、泳ぎが苦手な児童のグループで、プールサイドに捕まってバタ足の練習をしていたということです。
他の児童がプールサイド付近（水深130センチ）の水の中で溺れているのを見つけ、児童2人でプールサイドに引き上げました。
中学校のプールの水深は132.5センチから114センチで、故障中の小学校のプールは、事故後に市教委が測定したところ、深い所で水深119センチということです。
授業は教師3人が見守っていました。
高知市教委は児童のプライバシーを守るためとして、事故があった学校名を明かしていません。
＊写真は市教委の会見
