全国の「緊急地震速報訓練」に合わせ高知県庁でも実施 四国沖震源の震度5弱を想定

2025年6月18日(水) PM7時31分

地震の発生を想定した訓練が6月18日高知県庁で行われました。

「震度5弱の地震が発生しました。火の始末をしてください」

この訓練は全国で行われる「緊急地震速報訓練」に合わせたもので、午前10時県庁の館内放送で全国瞬時警報システム「Jアラート」の速報が流されました。

四国沖を震源とする震度5弱の地震が発生したという想定で、まず職員たちは机の下で、身の安全を守りました。揺れがおさまると防災作戦室で今年度から危機管理部に配属された職員たちが初動訓練に臨みました。

「今後の地震発生および臨時情報の発表の見込みはありますでしょうか」

職員たちは気象台と連絡をとりあったり、回線がつながらないという想定で本来市町村が入力する避難情報などを代理で入力する作業にあたりました。

県危機管理防災課・窪添秀行チーフ：
「県民の方にも携帯であったり、市町村の防災行政無線などで緊急速報が流れた際は避難行動をとっていただきたい」

県では引き続き有事に備えて訓練を重ねたいとしています。

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