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News- 高知のニュース

「中づり」で1本の苗に1個の実。香南市夜須町ブランドスイカ《ルナピエナ》収穫ピーク【高知県】

6月11日は気温も上がり、夏の到来を思わせる暑い一日になりましたね。
突然ですが、夏の果物といえば!スイカ!ですね。

香南市では、とても珍しい方法で育てられたスイカが収穫のピークを迎えています。

丸々と育ったこの大きなスイカは香南市夜須町のブランドスイカ「ルナピエナ」です。すべて「宙づり」にして、1本の苗からつくる実は1つだけ。名づけて「空中立体栽培」です。

JA高知県香美地区園芸部西瓜部会・佐竹清文さん:
「ぶら下げることによって太陽の光を葉っぱ全体にまんべんなく集めて、1つのスイカに養分が集中していく。糖度が高くなるのと、『シャリ感』がすごくいい」

6月6日から始まった収穫作業は今がピーク。佐竹さんは叩きながら1つずつ丁寧に摘み取っていきます。

Q.何されてるんですか?
佐竹さん:「熟しているかどうかの確認です。スイカを叩いて音で収穫するのか、もう少し置くのかを決めています」

佐竹さん:「(収穫するのは)張りがある音。この音はちょっと高い音がしますよね。(あと)5日ぐらいは置きたいですね。全然音がこっちの音と…違いますよね」

スイカづくり30年。微妙な音の違いを聞き分けて収穫したそのお味は…

篠原正樹記者:
「たった今、採れたばかりのルナピエナ、いただきます。甘いです。このシャリシャリ感もすごく特徴的です。いやあ、夏が来ました」

佐竹さん:
「肥大もよくて、糖度の乗りもいいので大変よくできています。これから暑くなっていくので、みなさんにぜひルナピエナスイカを味わってほしい」

「ルナピエナ」は全国に出荷され、県内の量販店などでは1玉5000円前後で販売されます。

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