高知県の出生数《過去最少》去年1年間に3380人 知事「大変強い危機感」婚姻数1985件も過去最少
2024年6月5日(水) PM7時25分
2023年1年間に高知県内で生まれた赤ちゃんの数が3380人で過去最少となったことがわかりました。
厚生労働省が公表した「人口動態統計」によりますと、2023年1年間に高知県内で生まれた子供の数は3380人で、前の年より341人減少し過去最少となりました。
また女性1人が生涯に産む子供の平均の数を示す高知県の合計特殊出生率は1.3でした。全国平均の1.2は上回りましたが、前の年と比べ0.06ポイント下がり、2004年と並んで過去2番目の低さとなりました。また2023年の婚姻数は1985件と、初めて2000件を下回り過去最少です。
この結果について浜田知事は「この傾向が続けば将来にわたって高知県の活力が失われかねないと大変強い危機感を持っている。人口減少対策のマスタープランとなる『高知県 元気な未来創造戦略』に掲げた取り組みを全力で進めていく」とコメントしています。