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News- 高知のニュース

「産休よろこばれないような職場に」代替教員が確保できない実態…県教職員組合がアンケート【高知】

教師の勤務実態について県教職員組合がアンケート結果を公表。産休の代替教員が確保できていない状況がわかりました。

高知県教職員組合・畑山和則副執行委員長:
「産休が今よろこばれないような職場になっている。それだけ忙しい職場になっている。十分な対応ができていない職場になっているというのは、これは改善すべきだというふうにアンケートを見てて思いました」

県教職員組合は教師の長時間労働などが社会問題になっていることから、2024年3月県内の市町村教育委員会に現場の実態を調査。5月29日結果を公表しました。

「2023年度病欠や産休などの代替教員が配置できたか」の質問に対し、回答のあった75件のうち31件が配置できておらず、1カ月以上配置できなかった事例が10件ありました。

県教組は休んだ教師の業務は周りの教師や教頭がカバーしていて、負担が増えていると指摘。

また産休29件のうち14件で代替教員を準備できていなかったこともわかり、「産休であれば事前に配置の計画ができるはずなのに、対応できていないのは大きな問題」だとしています。