画像

  • 画像
  • 画像
  • 画像
  • 画像

News- 高知のニュース

有識者グループが試算…高知県7割の市町村が消滅? 知事「覚悟していた数字を突き付けられた」【高知】

高知県内市町村の7割以上が「人口減少」により将来的に消滅?有識者グループが試算した衝撃の数字に対し浜田知事はー

浜田知事
「改めてびっくりしたということはありません。覚悟をしていた数字を改めて突き付けられた」

知事がこう話すのは24日「人口戦略会議」が出した将来的に消滅する可能性がある自治体の数です。

県内は34市町村のうちの74%25市町村が該当します。これは2050年までの30年間で出産の中心世代となる20代から30代の女性が半分以上減少するとの推計から導き出されたものです。
この中でも室戸市・土佐清水市・東洋町・北川村・大豊町・中土佐町・大月町の7市町村は若い女性の減少率が7割を超えると推計されています。

知事は若者人口の回復を目指した今年度からの4年計画「高知県元気な未来創造戦略」を着実に実行していくとし次のように述べました。

浜田知事
「特に当事者である若い世代の女性の声を丁寧にお聞きし、どういった手法がより有効であると見込まれるのか。こういった所の検討は今年度前半中心にしっかり深めたうえで次なる一手に打って出たいと考えている」

また4月17日の地震を受け設置された県の災害対策本部が宿毛市との連絡ミスで翌日一時解散していたことについて、「配備体制」という言葉の使い方が宿毛市と県で違っていたため「解散するもの」と県が早とちりをしてしまったと説明。

「正確な意思疎通」の教訓にすると話しました。