高知大学の受田新学長「地域を支え変えることができる大学に」留学生の割合20%へ意欲
2024年4月5日(金) PM6時57分
4月から新学長に就任した高知大学の受田学長が所信を述べました。
4月1日から4年の任期で高知大学の学長に就任したのは、理事で副学長だった受田浩之さん64歳です。福岡出身で九州大学大学院・農学研究科を修了。1992年に高知大学に着任しました。
これまで県の産業振興計画のブレーンとして中心的役割を担ってきた受田さん。「課題先進県」の高知から全国へ、高齢化や若者の人口流出など様々な課題の解決策を発信していくとしています。
高知大学・受田浩之新学長
「地域を支え、地域を変えることができる大学になることを通じて、世界を支え世界を変えることができる大学に向かうんだという思いでこれから4年の任期を身を粉にして全うして参りたい」
また、少子化が進み、大学運営が厳しい時代を迎えているとしたうえで、社会人の学び直しのためのマスターコースの創設を計画。さらに、現在1パーセントに満たない留学生の割合を20%まで高めていきたいと述べました。