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News- 高知のニュース

ガソリン「半分になる前に満タン給油を」 南海トラフ地震に備えて《今できること》 県が呼びかけ【高知】

普段からのちょっとした心掛けが災害への備えになります。
高知市のガソリンスタンドで11日、呼びかけたのは「半分になる前の満タン給油」です。

ガソリンスタンドスタッフ:
「ガソリンが半分になる前に給油を満タンにしましょうという運動をしてまして」

高知県の危機管理・防災課が行ったもので、ガソリンスタンドのスタッフがチラシを配ってドライバーに早めの給油を呼びかけました。

県が策定している「燃料確保計画」では災害が起こると緊急車両の出動や物資の輸送などで大量の燃料が必要になります。

特に深刻な燃料不足に陥るのが発生直後の3日間。東日本大震災では一般のドライバーもガソリンスタンドに押し寄せたため、復旧や救助に大きな影響が出ました。

高知市からの男性:
「高知でも南海トラフがあるので。日頃から半分にガソリンが減ってきたら満タンにするようにはしている」
大阪からの女性:
「満タンにしておかないといけないなあっていう話はきのう、していたところ。余裕をもって(ガソリンを)入れておかないといけないなあと思います」

スタンドの店員:
「(災害時は)どうしてもガソリン不足は絶対的問題が起こるし、どこのスタンドもすぐ給油ができるように復旧するとも思えない。(「残り半分で満タン給油」の人が)増えてくれば自ずと災害時には役に立つこともあるのかなあという感じ」

県が毎年行っている世論調査によると、ガソリンが残り半分になった時点で給油するのはおよそ3割で、6割以上が4分の1以下になってから給油しているそうです。