《能登半島地震》「水がなく透析も手術もできない」高知赤十字病院DMAT医師が被災地報告【高知】
2024年1月18日(木) PM6時35分
高知赤十字病院DMAT 山崎浩史 医師
「高知赤十字病院DMAT5名、無事帰着いたしました」
1月18日昼過ぎに戻ってきた高知赤十字病院のDMAT5人は、早速報告会に臨み、現地での厳しい医療活動について語りました。
日赤のDMATは1月11日に石川県に入り穴水町の穴水総合病院で救急医療業務にあたりました。救急搬送されてくる患者への対応や入院患者の転院搬送などが主な業務で、3日分の備蓄はあったものの医療資材が乏しく厳しい状況だったといいます。
高知赤十字病院DMAT 山崎浩史 医師
「水がまったく使えない。例えば透析、手術もできないというような状況」
現地では自宅が倒壊したという医師もいましたが、家族とともに病院に寝泊まりしながら揺れが続く中24時間3交代制で業務にあたっていたということです。
高知赤十字病院DMAT 山崎浩史 医師
「余震が、震度2とかが(日に)4回ぐらいある。夜中に起きたこともあった。道路が、行ってみたら、通れない。土砂崩れがあったり」
医師たちは患者だけでなく、病院スタッフのストレス対策なども重要だったと振り返っていました。