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News- 高知のニュース

【高知】素朴な味わいで全国にファン 日曜市で人気の《いも天》のイモ 収穫最盛期

素朴な味わいで高知県の内外にファンを持つ日曜市の「いも天」。そのいも天に使われるサツマイモが高知香美市で収穫最盛期を迎えています。

次々と引き抜かれていくサツマイモ。鮮やかな紅色と皮が薄いのが特徴の土佐紅という品種です。『日曜市のいも天』で知られる高知市の大平商店が、天候不順などが原因で起きるサツマイモ不足に備えようと香美市の20アールの畑で、2023年3月から自社栽培を開始。いま収穫最盛期を迎えています。

大平商店 宮崎伍朗さん
「出来は結構いいと思います。雨もそんなに降らんかったし、台風もそんなに来んかったき。ホクホクした甘みのサツマイモになっています」

14日の高知県内は放射冷却と寒気の影響で梼原で氷点下0.2度まで下がり四国初の冬日に。四万十町窪川で0.2度、いの町本川で0.9度など高知県内16の観測地点のうち14地点で今季最低を記録しました。

きょう(14日)は、さわやかな秋空の下、5人のスタッフが次々とサツマイモを掘り起こしていました。サツマイモの収穫は11月いっぱい続きます。

甘じょっぱい衣に包まれた素朴な味わいで県の内外に多くのファンを持つ「いも天」。客からのリクエストを受け大平商店では2023年9月から店の味をアレンジした家庭用のいも天粉を開発しています。
サンプルの粉を使って揚げた いも天を特別に試食させてもらいました。

中川哲記者
「うん、ホクホクした食感と優しい甘みで、いつもと変わらないおいしさです」

大平商店は家庭用のいも天粉の商品化に向けて、11月27日からクラウドファンディングを始める予定で、12月の販売開始を目指しているということです。