JR四国・県内3駅を無人化へ 佐川駅は12月29日から【高知】
2023年10月24日(火) PM4時20分

厳しい経営状況が続くJR四国は業務の効率化を図るため、管内12駅(うち高知県内3駅)を無人化すると発表しました。
無人駅となる12の駅のうち、高知県内で無人化されるのは佐川駅、旭駅、伊野駅の3カ所で、佐川駅は12月29日から、旭駅と伊野駅は来年3月中旬以降無人化される予定です。
無人化される3つの駅には、列車の走行位置や運行情報などを表示するモニターを新たに設置するということです。
無人化後も清掃や設備の確認のために職員が定期的に巡回するほか、車いすの乗客の利用は事前連絡があれば係員を手配するとしています。
JR四国は経営改善のために機械化などによる省力化とサービス水準の維持を両立したいとしており、スマホで切符(普通乗車券・自由席特急券・定期券)が買えるアプリ「しこくスマートえきちゃん」通称「スマえき」の利用を呼びかけています。
※写真=無人化される高知県内3駅に設置予定の情報表示端末(画像提供:JR四国)