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News- 高知のニュース

【高知】ウミガメの赤ちゃんと春野西小の児童が対面「ちっちゃくてかわいい」学校で飼育後、大海原へ放流

毎年5月から8月にかけて高知市春野町の海岸ではアカウミガメが産卵しています。地元の春野西小学校では毎年、4年生が保護した卵をふ化させたり海に放流したりと自然保護活動を行っています。

2023年は、学校の水槽でウミガメを飼育するため、高知大学でウミガメの研究をしている斉藤知己教授から生態や飼育方法を学ぶことになりました。

世界的にも絶滅が危惧されているアカウミガメ。高知海岸での産卵回数は2013年の88回をピークに減少。2023年は6回と過去最低になっています。

さっそく子どもたちは希少なアカウミガメの赤ちゃんとご対面。

児童:
かわいい、生きてる、かわいい

ふ化して1週間ほどの手のひらに乗る小さな命。子どもたちは食い入るように赤ちゃんガメを見つめていました。

児童:
ちっちゃくて、すんごい元気があって、かわいいなって思う。ケガはさせずに元気に育てたいと思う

児童:
かわいがって(お世話したい)

4年生は1日1回エサをやり、定期的に甲羅の長さを測ったりして学校の水槽で世話をします。

11月下旬には高知大学で飼育するカメと土佐沖に放流される赤ちゃんガメ。遠くはアメリカ西海岸までたどり着き、産卵のため高知の海岸に戻るのは20年から30年後になるということです。

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