【高知】台風6号 9日夜遅くから10日未明にかけ高知県に最接近か
2023年8月9日(水) PM12時30分
台風6号の北上に伴い高知県は大気の状態が非常に不安定になり断続的に雷を伴った激しい雨が降る見込みです。
台風6号は鹿児島県枕崎市の西南西およそ120キロを時速10キロの速さで北北西へと進んでいます。中心気圧は975ヘクトパスカル、最大風速は30メートルです。台風は九州の西の海上を北上し、高知県には9日夜遅くから10日未明にかけて最も近づく見込みです。
7日午前0時の降り始めから9日午前5時までの降水量は馬路村魚梁瀬で460.5ミリ、梼原で361ミリなどとなっています。
10日午前6時までに県内で予想される雨の量は、いずれも多いところで300ミリとなっています。
気象台は土砂災害や、うねりを伴った高波への警戒、低い土地の浸水や河川の増水などに注意するよう呼びかけています。
交通にも影響が出ています。JR土讃線は特急の高知-窪川間と普通列車の須崎-窪川間が終日、運転を見合わせています。伊野-須崎間は午後から運転を再開します。
またJR予土線の窪川-江川崎間と土佐くろしお鉄道の中村-宿毛線も終日運転を見合わせます。
空の便は日本航空の高知-福岡間で9日午後の便と10日午前に福岡を出発する便が欠航します。