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News- 高知のニュース

「こりゃたまげた!」桂浜水族館で初めてミナミアメリカオットセイの赤ちゃんが誕生【高知】

幸せそうな表情で母親のおっぱいを飲んでいるのは、ミナミアメリカオットセイのメスの赤ちゃん。高知県高知市の桂浜水族館で母親の「クオ」と一緒に日向ぼっこしていました。

埼玉から訪れた人
「たまたま来たら赤ちゃんがいてびっくりしたね」
「初めて見ました、赤ちゃん。すごくかわいいです」

実はこの赤ちゃん、おととい生まれたばかりなんです。7月2日の午後11時頃、宿直担当者が「クオ」がプールで出産しているところを見つけました。ただ、スタッフたちはこれまでクオの妊娠に半信半疑でした。

桂浜水族館・海獣担当 高木竣斗さん
「(お腹に子どもが)入っているかなって、みんな思ったんですよ、一瞬は。だけどただのデブの可能性もあるなって」

桂浜水族館ではこれまでオットセイの妊娠は経験したことがない上に、体重は去年から3キロほどしか増えていなかったのです。出産2日前に行った展示スペースの「お引越し」でも普段通りの泳ぎを見せていました。さらに父親の「キネン」と母親の「クオ」の仲はあまり良くなかったそうで…思わぬ吉報にファンは。
「えー!まさかのキネクオにバブたんが!?」
「こりゃたまげた!」

高知市から訪れた常連
「これは見に行かねばと開館と同時に入館しました。もうちっさくて可愛くて。アクリル越しじゃなくて直に見られるっていうのがここならではでありがたいです」

赤ちゃんは、現在体長およそ70センチ、体重は推定5キロとすくすく成長中。おっぱいを飲んで1時間ほど昼寝し、また飲んでは寝ての繰り返しで半日ほど眠っています。桂浜水族館にとって初のオットセイの出産に飼育員もニヤニヤがとまりません。

桂浜水族館・海獣担当 高木竣斗さん
「めっちゃかわいいですね、オットセイの赤ちゃんは。うちにはアシカだけじゃないオットセイもおるんやでって印象付けるような子になってほしいです」

オットセイの赤ちゃんは、体調が良ければトドプール横の展示スペースで母親と一緒に過ごしています。

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