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News- 高知のニュース

テーマは“御喜楽憧々”とらっくよさこい(ちふれ)が練習開始 「笑顔が炸裂する夏にしたい」【高知】

17日高知市で行われた初練習に集まったのは「とらっくよさこい(ちふれ)」のメンバーです。

踊り子
Q:スタートというのはどんな気持ち?
「緊張して、どんな人がいるのかなとか曲はどんなのかなとか思ったりして緊張とワクワクの1日です。」

毎年観客と一体になり祭りを盛り上げて来た人気チーム。2019年のよさこい祭りでは大賞に輝きました。今年はスタッフと踊り子あわせておよそ170人が祭りに参加します。

とらっくよさこい(ちふれ) 川村浩平 代表
「みなさんはファミリーです。仲間を大切に思いやって助け合いながらチーム一つに頑張っていきたい」
とらっくよさこい(ちふれ) 亀谷修一 統括
「それでは2023年とらっくよさこいのはじまり、はじまり~」

今年のテーマは「御喜楽憧々」。コロナ禍を過ごした踊り子たちが憧れ、待ちわびたよさこい祭りへの思いを表現しています。17日は今年の踊りの音楽と歌詞が初めて踊り子に披露されました。
「えっさ、ほいさえっさ、ほいさ」に合わせて体を揺らしながら聞き入る踊り子。祭りへの気分も高まって来たところで練習開始。チームの魅力の一つ一糸乱れぬ「全体美」に欠かせないのが体力づくりです。

踊り子
「つらい!」
インストラクター
「お尻天井!はい、アップして。もう一回いきます。お尻床、痛い?」
踊り子
「痛い」

そして、いよいよ振り付けに。真剣な表情で振りを覚えているのはアメリカ人のダイアナ・ヘルナンデスさん21歳です。3年前に高知に留学した時によさこいを見て感激し2022年、参加を試みましたが、コロナの影響で帰国することになり断念。今年(2023年)は、よさこいに参加するために6月から高知でホームステイをしています。

アメリカから参加 ダイアナ・ヘルナンデスさん
「本当に私、うれしいです」
初めての練習を終えてー
ダイアナ・ヘルナンデスさん
「最初は、ついていくのはやっとだったけど、練習をしたら何とか踊れるようになってきた。大変だけどよさこい(鳴子)踊りを学べるのがすごくうれしい」

とらっくよさこい(ちふれ)川村浩平 代表
Q始まりましたね?
「始まりました。みなさんの気持ちがビンビンに伝わってきました。みなさんとよさこいが楽しめるようにチーム一丸となって笑顔が炸裂する夏にしたい」

「とらっく」以外にも様々なチームが練習を開始しています。4年ぶりに参加する「十人十彩」は130人が参加予定で、5月28日から週5回2時間の練習を行っています。また第一回から連続出場の老舗チーム「帯屋町筋」は6月25日からの初練習に向け、踊り子にYouTubeで振付を公開しています。「濱長花神楽」はきのう18日から練習を開始。140人が参加予定で2023年はコロナ禍のうっぷんを晴らすかのようなアップテンポの曲で祭りに華を添えます。150人が参加する「ほにや」は6月初旬から練習を開始。出場30回目の節目をにぎやかに盛り上げます。

第70回よさこい祭りは約1万4000人の踊り子が熱い演舞を繰り広げます。