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News- 高知のニュース

戦時下の物語を後世へ ヒョウのハチと兵士の像が完成

高知市のオーテピアの敷地に建てられた
ヒョウと兵士の銅像。
戦時中の実話を今に伝えます。

1941年、中国で
高知出身の兵士・成岡正久さんが野生のヒョウの赤ちゃんを保護し
「ハチ」と名づけ大事に育てていきました。

しかし、戦争が激しくなると
ハチは上野動物園に引き取られ、やがて国の政策で毒殺されました。

終戦後、成岡さんは剥製となったハチを高知に持ち帰り
現在はオーテピアに展示されています。

今年、戦後80年に合わせ銅像が建てられました。

ハチの像を建てる会・田村千賀会長は
「戦争が背中で感じられる時代となったこんな時だからこそ
戦争は二度と起こしてはいけない
この地から発信していければ最高に幸せです」と話していました。

成岡さんは再びハチと一緒になり
平和の大切さを伝えていきます。