神秘的な深海魚「リュウグウノツカイ」体長4メートル超も「このサイズが2日連続というのは驚き」【高知】
2023年6月13日(火) PM6時45分
こちらがリュウグウノツカイ。体長4メートル5センチの大きな魚で、白っぽい銀色の体が神秘的です。けさ13日7時ごろ高知県室戸市の高岡漁港の沖合約2キロに仕掛けた定置網にかかっているのを漁師が見つけ、むろと廃校水族館に持ち込みました。
実はむろと廃校水族館には、きのう12日も定置網にかかった体長3メートル70センチのリュウグウノツカイが持ち込まれたそうで、これには若月館長もびっくりです。
むろと廃校水族館 若月元樹館長
「小さいリュウグウノツカイは何回か見たことがあるが、これだけのサイズが2日連続で、というのは驚きでした」
リュウグウノツカイは生態が十分に解明されていない非常に珍しい深海魚です。水族館では今後、一体を骨格標本に。もう一体は痛みが少ないためそのままの状態で公開し、来館者が写真を撮ったり触れ合ったりできる機会をつくりたいとしています。