4年ぶりに通常開催“よさこい祭り”に向けチームも準備着々 鳴子作りは「これから」【高知】
2023年5月25日(木) PM6時35分
障害者の就労支援を行っている高知市越前町の小高坂更生センターです。コロナ禍前は県の内外のよさこいチームから注文を受け、毎年9万本ほどの鳴子を製作してきました。4年ぶりの通常開催で鳴子の製作に追われているかと思いきや、今年は半分ほどの作業量だといいます。
小高坂更生センター 友村正子さん
「県内チームでご注文いただいているのは3チーム。これからかなと」
県内チームは例年踊り子募集が終わってからの発注になるそうで、センターでは来月から7月にかけて注文が増えるのではと話しています。
小高坂更生センター 友村正子さん
「高知のよさこいなので活気が出ることが一番。今年は本当におもいっきり踊るぞっていうことで、ぜひ鳴子を鳴らして踊っていただきたい」
一方、チームはどうなっているのでしょうか。高知工科大は4月3日から踊り子を募集。動画をSNSにアップし1年生だけで40人以上から応募がありました。しかし悩みもあるようです。
高知工科大学 よさこい運営委員会・代表 大塚澄怜さん
「例年はリピーターがいて、2・3・4年生もそこそこ多いが、コロナ禍でやってなかったので(今年は)上級生のリピーターがいない」
100人の募集に対し85人ほどが集まっていますが、代表の大塚さんは上級生にももっと参加してもらって祭りを盛り上げたいと話します。
高知工科大学 よさこい運営委員会・代表 大塚澄怜さん
「4年ぶりの本祭、通常開催なので、踊り子だけなく裏方、観客含め、全員の人に楽しんでもらえるような演舞を成功させたいと思ってます。元気いっぱい溢れるチームにしたいです」
4年ぶりに出場するのが人気チームの十人十彩です。3月にメンバー募集を始め、先月(4月)21日に130人で締め切りました。
十人十彩スタッフ 山村卓さん
「リピーターの方も新規の方もたくさん応募していただいたので」
「何年もお休みしましたけど(十人十彩を)選んでくれてありがとうって思います」
十人十彩は今度の日曜から練習スタート。祭りまで週5日の練習を重ね演舞を披露します。
十人十彩スタッフ 山村卓さん
「久しぶりに参加させていただくので、楽しみに待っていただいている方もいらっしゃると思う。十人十彩らしさをお見せできたらと思います」
4年ぶりの通常開催となる70回目のよさこい祭りは160チームが熱い演舞を繰り広げます。