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News- 高知のニュース

全国初!放水路でドキドキキャンプ “インフラツーリズム”を楽しもう!「真っ暗で楽しみです」【高知】

Q:トンネルで泊まるってどう思います?
「すごくドキドキ、ワクワクです。真っ暗い中で楽しみです」

おととい20日からキャンプが行われたのは、高知県日高村で工事中の「新日下川放水路トンネル」の中です。日高村といの町をまたぐ、この約5.3キロの放水路トンネルは、洪水が起きた際、日下川と戸梶川からあふれた水を仁淀川まで流す目的で2018年に着工し、2023年度中の完成を予定しています。

工事現場一帯は、公共施設を観光に生かす国の取り組み「インフラツーリズム」のモデル地区に指定されていて、高知河川国道事務所などがキャンプイベントを企画。放水路でのキャンプは全国初の試みです。1泊2日のキャンプには、15組の家族が参加しました。

中川哲 記者
「トンネルの中は、ひんやりしていて、とっても気持ちがいいです。また天井は7メートルの高さがあるんですけど、冒険をしているみたいでワクワクした気分になります」

参加した親子は、ほのかな明かりを頼りにしながらテントを組み立てていきました。

土佐市からの参加者
「まあなんとか建てられて、形にはなりました。真っ暗でちょっと怖い面もあるんですけど、楽しみの方が勝っている感じです。」

Q:どんな1日になる?
「真っ暗な1日」
「楽しいと思います。暗い中で泊まったりすることがドキドキする」

高知市からの参加者
「暗いけんど、楽しく明るく過ごしたい」

大人も子供も、トンネルで過ごす非日常体験に胸を躍らせていました。今後もトンネル内でバギーを走らせるなど様々なイベントが検討されています。