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News- 高知のニュース

高知県人口が67万人下回り…知事「若者への支援策進める」【高知】

高知県の推計人口が67万人を下回ったことについて浜田知事は「若い世代の仕事や子育ての支援策を進めたい」と述べました。

浜田知事
「(年間出生数が)本県が鳥取県を下回って全国最少だった。出生数の減少が大きく影響していると考えていて、大変重く受け止めている」

県が発表した今月1日時点の高知県の人口は66万9516人で、わずか1年で8000人余り減少しました。死亡数が出生数を上回る「自然減」が進んだ一方で、県外への転出が転入を上回る「社会減」は外国からの転入が増加していることから改善傾向にあります。

その上で知事は若い女性の仕事を増やせるよう、出会いや子育てと合わせて支援をしていきたいと述べました。

また、先日行われた統一地方選では黒潮町議選で定数割れが起きるなど、議員のなり手不足が課題として浮き彫りになりました。その背景について知事はー

浜田知事
「県議会議員の報酬は月額77万円だが、黒潮町の場合は月額で18万円。議員報酬だけで生活ができるという水準ではなかなかないんだろう」

知事は「報酬の水準のあり方も含め、議員活動に専念できるような環境整備について議論を進める必要があるのでは」と話していました。