【高知】大きさ6倍!ビッグなイチゴ、味は「泣くほど嫌いな子供が奪い合い」
2023年1月11日(水) PM7時00分
高知市春野町にある「森強の苺農園」です。15年ほど前から農家の森強さんが14アールのハウスで4種類、約1万株のイチゴを栽培しています。
今シーズンは気温が高く苗の植え付けが遅れた影響で、例年より2週間ほど遅い12月上旬から収穫が始まりました。12月23日、高知市に大雪が降りましたがハウスに影響はなく出来は上々だということです。
こちらの農園のイチゴの一番の特徴はサイズ。水をしっかり与えることでイチゴが大きくなるそうです。
一般的なイチゴの重さは約11グラム。一方、こちらの農園で1月11日に収穫したイチゴの中で一番大きいものは、その6倍の67グラムと重量級。森さんによりますとこれまでで一番大きかったものは7年前に収穫したもので、その重さはなんと239グラムでした。
大きさもさることながら気になるのはそのお味。一般的なものよりも大きいため食べ進めるほど違う味わいが楽しめるのが売りだそうですが…
記者:
甘さが変わりますね。大きいが固くなく柔らかすぎず、強い甘さがあっておいしい
その年の葉の様子や実の付き方を見て与える肥料などを変えることで、大きさだけでなく味も一流のイチゴに仕上がっています。
森強の苺農園・森強さん:
うちに買いに来てくれたお母さんが『うちの子供がイチゴが泣くほど嫌いで』と。『ただ、あんたのとこのイチゴは1人でパックを奪い取って食べてくれた』ということがありまして。やっぱりいいもんを作っていかんと自分が親になったときに自分の子供に食べさせてあげたいものがなくなってくると思うので、おいしいって思ってもらえるものを作っていきたい
「森強の苺農園」で収穫されたイチゴは「土佐山田ショッピングセンター」で5月いっぱい購入できるということです。森さんによりますと葉とイチゴの隙間があいていてその隙間がしっかり色づいているものを選ぶと甘いそうです。