クリスマスやお正月に“華”を添えて クリスマス前に花の競りがピーク【高知】
2022年12月22日(木) PM7時40分
川辺世里奈アナウンサー:
「威勢のいい掛け声がしています。こちらではコチョウランやハボタンなどお正月に使われる花が競り落とされています」
高知市の「土佐花き園芸市場」では毎年12月上旬からクリスマス前にかけて競りのピークを迎え通常の2倍ほどの花が取引されます。
競り人:
「1500円よ~。これ安い!」
きょう(22日)は県の内外から50人ほどの業者が訪れ、クリスマスに華を添えるシクラメンや門松用のハボタンなど50種類の花を次々と競り落としていました。
市場によりますと今年は小売価格が若干高くなる傾向にあります。
原油価格の高騰や、円安の影響で海外から輸入している花が1割~2割値上がりしたことなどが原因です。
一方、全体の売り上げは減少。
新型コロナの影響で冠婚葬祭での需要が回復しなかった上「巣ごもり需要」も減ったため1割ほど落ちたということです。
「土佐花き園芸市場」の年内最後の競りは12月29日に行われます。