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News- 高知のニュース

高知城が『花の美術館』に 牧野博士やモネの花々切り取った“光の芸術”あす開幕【高知】

あす(12月2日)から開催されるのは、県が企画した「高知城ひかりの花図鑑」です。
昨夜(11月30日)の内覧会では、イベントをプロデュースした東京の制作会社の長崎英樹さんが浜田知事に見どころを紹介しました。

「ここのブルーは『仁淀ブルー』を使って表現している」

イベントのテーマは「花の美術館」!
県出身の植物学者牧野富太郎博士に関わりの深い花々と、博士と同時代を生きたゴッホやモネなどの作品をモチーフにしたプロジェクションマッピングが彩ります。

横山すみれ記者
「こちらのプロジェクションマッピングは池を再現したもの。歩くと水面に輪がひろがる。睡蓮の花は歩くとよけていくような演出がある」

高さ2.1メートル、横4.7メートルのスクリーンに映し出されるのはモネの絵から切り取った花々など。
スクリーンの後ろにある木が作品の背景として見える仕掛けになっています。
他にもこんな楽しみ方が。

横山すみれ記者
「こちらの機械にスマートフォンを近づけると…機械に書かれた花と同じものを採集できる」

機械は8カ所にあり、ビロードムラサキやバイカオウレンなど牧野博士と関わりが深い植物のイラストがかかれています。
事前にQRコードを読み込んだスマートフォンを近づけると1カ所につき1つ取り込まれます。
最後にはこのように、1つの「植物図鑑」として見ることができます。

浜田知事
「1人でも多くの県内外の方々にお越しいただいて、ぜひ周遊をしていただいて高知全体を楽しんでいただければ」

このイベントは高知城と高知公園で12月2日から来年1月29日まで開催されます。
(午後6時~9時半、最終入場は午後9時)