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News- 高知のニュース

“なすマダム”おすすめの食べ方は?生産量日本一の安芸市で「高知なす」の 出荷始まる【高知】

艶やかで濃く色づいた実。
ナスの生産量日本一を誇る安芸地区では、およそ650人の農家が「高知なす」を栽培しています。
このうち影山直人さんのハウスでは9月25日から、やわらかい果肉が特徴の品種「慎太郎」の収穫が始まりました。
名前は、高知の偉人中岡慎太郎に由来しています。

生産者・影山直人さん
「ナスの色が黒く色付いて、80グラム以上の大きさになったナスを収穫しています。(収穫シーン)これくらいのナス。色付きも良くて大きさも足りてますので」

今年は天候にも恵まれ台風の被害も受けなかったため、例年通りナスの出来は良いということです。
安芸市にある集出荷場には毎日、およそ200軒の農家から収穫されたナスが運び込まれます。

川辺世里奈アナウンサー
「収穫された大量のナスはスタッフの皆さんによって仕分けられ。、奥にある光が出ている機械で選別されます」

自動選果機にはカメラが付いています。
大きさや形、色ごとに1日におよそ15万本が選別され、県内の量販店だけでなく東京や大阪など全国に出荷されます。
ナスを作り続けて18年の影山直人さんにおすすめの食べ方を教えてもらいました。

生産者・影山直人さん
「ナスを4等分位に切って豚のバラ肉で巻いて炒めて、ポン酢をかけてワサビ付けて食べるとご飯も進みますし。動画でも料理の作り方が出ていますので見ていただきながら、おいしく料理して食べていただきたい」

その動画がこちら!ナス農家の女性10人で結成した「なすマダム」のYouTubeです。
「高知なす」をPRするため、おととし3月からナスを使った簡単レシピを動画で紹介していて現在11品が公開されています。

なすマダム・尾木浩子さん
「(Q.動画をとるのには慣れてきました?)いや…やっぱり慣れませんよね。楽しく撮れるように、皆にスッと見てもらえるように楽しいやつ(動画)を作りたい」

「なすマダム」のひとり尾木浩子(おぎひろこ)さんに影山さんおすすめの「ナスの豚肉巻き」を作ってもらいました。

川辺世里奈アナウンサー
「いただきます。(食べて)さっぱり!ナスにしっかり肉の味とポン酢がしみ込んでいます」

尾木さん「ナスってあまり独特な味がないき、なんでも味を吸収しておいしくなると思います」
川辺アナ「私でもできますか?」
尾木さん「いや~大丈夫です!」

実はきょう52歳の誕生日を迎えた農家の影山さんにも「なすマダム」からプレゼントです。

生産者・影山さん
「ポン酢の味もしてておいしいです。僕は晩酌のつまみとして食べてます」

農家と「なすマダム」の愛情がつまった「高知なす」の収穫は来年7月上旬まで続き、およそ2万トンの出荷を見込んでいます。

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