オミクロン株対応ワクチン副反応は?「熱は出なかった」「肩に痛みを感じた程度」【高知】
2022年9月28日(水) PM7時00分
オミクロン株対応ワクチンは従来株とオミクロン株の両方の成分が含まれた新しいワクチンで、3回目以降の接種で打つことができます。副反応について国は従来のワクチンと「おおむね同様」としていますが実際にはどうなのでしょうか。
高知市で新ワクチンの接種が始まったおととい(26日)4回目の接種を受けた64歳の女性は。
「腕が、ワクチン打ったところがちょっと痛いくらいであと全然、熱も出ずに」
3回目の後には37.7度の高熱と強い倦怠感が出たため4回目を受けるか迷っていたといいます。
「副反応が怖いのもあってちょっと(4回目は)待ってたんですけどそれが新しいのが出ると聞いたのでそのタイミングで予約しようと思って(強い)副反応がなかったからひと安心しています」
また77歳の男性は接種当日の夜、寝がえりをうった際に肩に痛みを感じた程度だったといいます。
県感染症対策協議会会長の吉川清志医師は。
「(従来株とオミクロン株)2つの種類のワクチンが混ざっているから副反応が強くなるんじゃないかと不安を持たれているかもしれませんけど、副反応が強いということは言われていませんので安心して接種していただくといいと思います」
新しいワクチンはオミクロン株だけではなく「今後の変異株に対して有効である可能性がより高い」と期待されています。
吉川医師
「ワクチンの効果はこれまでよりもある、副反応はそれほど変わらない。患者さんが増えるのは年末年始は必ず増えると思いますから、それに向かってワクチンで免疫をつけておくことはとても大事」