自転車のプロが中学校へ 地球の裏側までトレーニング!? 安全に走るコツも伝授【高知】
2022年9月27日(火) PM7時00分
生徒「佐藤選手~檜室選手~」
ロードバイクで颯爽と登場したのは福岡のサイクルロードレースチーム「VC福岡」のレーサーです。
彼らはおととい(25日)高知県宿毛市で開かれたプロリーグの公式戦「三菱地所JCLプロロードレースツアー」に出場。チームトップの渡邊諒馬選手は2時間51分20秒のタイムでゴールし4位入賞を果たしました。
そんな強豪チームから佐藤信哉選手と檜室建斗選手が宿毛市立東中学校を訪れ、2年生31人に向けて自転車教室を開きました。
佐藤信哉選手
「(プロは)年間走行距離大体どのぐらいトレーニングしていますでしょうか」
檜室建斗選手
「2万km走行してます」
佐藤選手
「地球一周は4万kmって言われています。半分ですよ!地球の裏側ぐらいまでトレーニングしている」
佐藤選手は自転車も車と同じように「一時停止」など、道路標識を必ず守って欲しいと呼びかけました。その後 生徒たちは実際に自転車に乗り実習を受けました。
ジグザグした道や極端に幅が狭い道など、難所を通りながら安全にゴールを目指します。
佐藤信哉選手
「細い道があったら細い道の下を見ずに遠くの方を見る。そうするとフラフラせずに走り抜けることができます」
ゴール前では走り抜けたい気持ちを抑えて「一時停止」。生徒たちはゲーム感覚で楽しみながら交通ルールを学んでいました。
生徒は
「意識して一時停止などは止まれるようにしていきたい」
佐藤信哉選手
「安全だったりマナーだったり楽しさの中にそういうものを大切にしていくということがあったらいいなと思いました」