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News- 高知のニュース

尾身会長「第6波より2倍近くに」感染急増で警鐘「措置がない代わりに基本的な感染対策を」

高知県民文化ホールで開幕した高知市夏季大学。5日間にわたって各界の著名人が講演を行います。

初日の7月19日は新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂分科会長が登壇。感染者数の急増を受け、急遽リモートでの講演となりました。

尾身会長:
第6波のピークよりも2倍近くになることもありうる

尾身会長は新型コロナウイルスが流行してから日本がどのように対策を打ってきたのか、今後どのような対策が必要なのかを語りました。

尾身会長:
真ん中のパーティションが高いですよね?人々の背よりも高い。こういうものは空気の流れを阻害している。パーティションを高くしない、せいぜい頭のてっぺんぐらいに低くすることが大事

尾身会長によると、空気が滞留してしまうため、高すぎるパーティションはかえって逆効果。さらに前と左右 3方向をすべて囲ってしまうのも危険だといいます。

尾身会長:
パーティションで囲んでますよね。これも空気の流れを阻害する。なるべくパーティションは空気の流れと同じ方向になるべくする。距離も少しあける。こういうようなことで空気の流れを阻害しない

また陽性者へのアンケートで半数以上の人が「マスクをしていなかった」という結果が出たことに触れ、次のように述べました。

尾身会長:
重点措置が必要ないということは感染対策をおろそかにしていいということでは決してなくて、むしろ強い重点措置を出さないのであれば、その出す代わりにもっと基本的なやるべきことを、みんなでやることが必要

ひとりひとりの感染対策を徹底することが重要と改めて訴えました。

高知市から:
マスクは気にかけたり、パーティションとかはそのお店を見て決めますけど、換気まで見てなかったので換気の重要性を再確認した

高知市から:
何も宣言とか出ないので、つい気が緩みがちですけどそれに甘えたらいかんなと

高知市夏季大学は今週土曜日まで。今夜はフリーアナウンサーの笠井信輔さんあすは映画監督の細田守さんが登壇します。