食虫植物を観察しよう!ミジンコをひゅっと吸い込む植物も「虫になりたくない」企画展開催中【高知】
2022年7月19日(火) PM7時00分
ギザギザの歯と赤い大きな口のように見える植物や大きな袋を構えた不思議な姿の植物。これらは乾燥地など栄養が少ない環境で生きのびるために、自らが「わな」となり虫を捕まえる食虫植物です。
高知県立牧野植物園で開催中の「食虫植物展」にはおよそ60種類が展示されています。食虫植物が虫を捕まえる方法は大きく4種類に分けられます。
1つ目は「はさみこむ」。ハエトリグサの仲間はトゲトゲの針のような毛で、虫が来たことを感知するとおよそ0.5秒の速さで葉を閉じることができます。
2つ目は「ネバネバでくっつける」。こちらのモウセンゴケの仲間は、1枚の葉に200本以上の毛がびっしり生えています。この毛からネバネバの液を出し、虫をくっつけるのです。
3つ目は「落とし込む」。代表的なのはウツボカズラの仲間です。甘い匂いで引き寄せた虫の足をつるつるの表面で滑らせ、落とし穴に落として消化します。なかには袋状ではなく複数の葉でできた筒状の珍しいものもあり、訪れた人は興味津々にのぞき込んでいました。
香川からの家族
母「すごいな、すごい…どうやって虫捕るんやろ」
Q表面で足が滑るらしい
母「そうなんですか?中に入ったら? えーこわーい。虫になりたくない」
そして4つ目の捕まえ方はなんと「吸い込む」です。
澤実生記者
「今回の企画の目玉はこちら。牧野博士が発見し学名と和名を付けたタヌキモです」
タヌキのしっぽのようにふさふさに見えることから名づけられた「タヌキモ」は、牧野富太郎博士の生誕160周年に合わせて展示されています。エサは水中を漂うミジンコ。葉が変形した小さな袋一つ一つで近くに来たミジンコをひゅっと吸い込み、捕まえてしまいます。
牧野植物園 丹羽誠一さん
「いろんな形や捕虫様式ありますので、植物たちも自らを進化させて一生懸命生育してるんだなという姿をご覧いただけたら」
この展示会は牧野植物園の南園で8月31日まで開催。実際にハエトリグサが虫を捉える様子を観察できる体験教室が7月24日と8月28日に開かれます。










