かき氷を食べて暑さを吹き飛ばそう 「さかわ かき氷街道」スタート 【高知】
2022年7月1日(金) PM7時00分
きょう(1日)は四万十市や本山町で猛暑日を記録しました。うだるような暑さを吹き飛ばそうと佐川町で「かき氷街道」がスタートしました。
きょうの県内の最高気温は四万十市江川崎で36.6℃、本山で35.9℃、香美市大栃で35℃と3カ所で猛暑日に。この3カ所に加えて高知市や四万十町窪川など16の観測地点のうち8カ所で今年最高を更新しました。
あまりの暑さにタクシーの運転手も日傘と新聞で日差しをガード…
藤尾 悠アナウンサー
「ホントに暑くてたまらない、そんなときはやっぱりかき氷ですよね」
佐川町できょうから「さかわかき氷街道」が始まりました。旧浜口家住宅や集落活動センター加茂の里など7つの店舗で地物の食材を使った16種類のかき氷が楽しめます。
まずご紹介するのはテレビ初登場の店「紡ぎ工房kichi」。地元で親しまれていた焼き鳥店を改装して去年7月にオープンしました。越知町出身の肥本美恵さんが娘2人と切り盛りしています。
肥本さん「おまたせしました。桜らんまん(かき氷)です」
藤尾アナ「どうして夏なのに桜なんですか?」
肥本さん「佐川町って桜がきれいで有名で、これを食べて来年も佐川に来たいなと思ってもらえたらと」
佐川町出身の牧野富太郎博士を主人公に来年の春放送される朝の連続テレビ小説のタイトルにちなみ、名前は「桜“らんまん”かき氷」。ゼリー、シロップ、クリームに至るまで桜の塩漬けで味つけしています。
藤尾アナ
「とろけるー。氷もフワフワで口の中に入れたら溶ける。口の中に広がる桜の香りがたまりません。ん、出てきました」
中から丸々1個、桜餅が。
「かき氷の中に入っていることで、すごい冷やされてておいしい」
さらに桜風味の豆乳プリンも隠されています。
藤尾アナ
「かき氷を楽しめるのは佐川町だけではありません。日高村のこちらの店舗も新しく参加店舗に加わりました」
日高村岩目地にある「レストラン高知」です。オムライスで有名なお店ですが社長が佐川町出身であること、店が佐川町に入るすぐ手前にあることから今年初めて参加を決めました。自慢はミントと越知町の土佐文旦のシロップをかけたかき氷です。佐川町産の地乳の練乳をたっぷりかけていただきます。
藤尾アナ
「冷たっ!文旦の爽やかな感じと、地乳の濃厚な甘さが絶妙のバランス」
他にも洋菓子店「霧生園」では佐川町産のブルーベリーを使ったかき氷を、居酒屋「ひさ川」では自家栽培の梅を使ったかき氷を提供するなど店舗によってバリエーション豊か。
16種類が堪能できる「さかわ かき氷街道」は9月30日まで開かれています。