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News- 高知のニュース

危機を乗り越え美しく・・・土佐市の名所でハス見頃「命を感じる花」清涼感あふれる光景【高知】

野村舞アナウンサー
「こちらは土佐市の蓮池公園です。今は太陽がギラギラとして暑いんですが、公園には清涼感あふれる光景が広がっています」

日差しを受け透明感のある涼やかな表情を見せるハスの花。高知県土佐市の蓮池公園では6月上旬から花が咲き始め、今、見頃を迎えています。きょう(23日)は各地で気温が上がり、四万十市江川崎で32.7℃、中村で32.6℃、本山町で32.4℃など県内16の観測地点のうち10カ所で30℃を超える真夏日となりました。そんな中でも多くの人が散策しながらハスの花を写真に収めていました。

高知市から
「すごいきれい。小さいハスとはまた違ったモネの庭のハスとは違った趣がある」

人々を魅了する蓮池公園のハスは実は去年、ある危機に見舞われていました。

土佐市蓮池自治会長協議会 田村昭造会長
「昨年度、外来の浮草が異常繁殖して」

原因はわかっていませんが、これまで公園になかった浮草が大量に繁殖。水中に太陽の光が届かずハスの生育が心配されたため、地元の人たちが協力し浮草を撤去したのです。そのかいあってか今年も無事に咲き、関係者は胸をなでおろしています。

土佐市蓮池自治会長協議会 田村昭造会長
「お釈迦様、命を感じる花、しかもやさしい色の植物。見る事によってやさしい気持ちになっていただけたら」

花の見ごろは7月上旬まで続きますが、新型コロナの影響で恒例の「ハスまつり」は3年連続で中止となっています。