画像

  • 画像
  • 画像
  • 画像
  • 画像

News- 高知のニュース

『ワーケーション』はカツオがおいしい高知で!キャンセル待ち30人のツアーで「スイッチが入る」

6月15日、高知市のオフィスに集まったのは首都圏や関西にある企業の社長や社員8人です。県が企画した2泊3日の「高知まるごとワーケーションモニターツアー」の参加者です。

県は観光地などで仕事をするワーケーションの受け入れを進めています。以前、土佐清水市のキャンプ場でモニターツアーを行った際に「テレワークのオフィス環境も見たい」という声があったことから、今回は実際にシェアオフィスで働ける内容を組み込みました。

ツアーは7月中旬にかけ6種類10コースを用意していて、それぞれにテーマを設定。例えば今回のツアーでは1日目は高知市にあるシェアオフィスで働き、2日目は日高村など郊外を訪れ地域課題の解決を考えるといった、高知でしかできない体験をしてもらいます。しかも飛行機代・宿泊費など食事代以外の費用は全て高知県が負担。5月に募集をかけたところ、48人の定員はすぐに埋まり、現在も約30人がキャンセル待ちをしているほどの注目度です。

神奈川ワーケーションNavi・福田和博 編集長
「私は坂本龍馬のファン」

こちらは神奈川にオフィスを持ち、ワーケーションについてのWEBメディアを展開する福田和博編集長です。高知の受け入れ環境を視察しようとツアーに参加しました。まずは仕事の前に腹ごしらえ。大阪から来たツアー参加者と一緒にひろめ市場でカツオのタタキを食べていました。

大阪の企業から参加
「いつも高知市にくればカツオのタタキは絶対食べる。大阪とかで食べてもおいしくない。ここは本当においしい」

福田さんは現地での食事も大切と話します。

神奈川ワーケーションNavi・福田和博 編集長
「基本的には仕事をしに来ている。その土地の雰囲気を感じる重要な要素」

その後、高知市北本町のシェアオフィスに移動。「企画を1つ仕上げる」とのことで、さっそく持参したパソコンに向かっていました。

神奈川ワーケーションNavi・福田和博 編集長
「普段自分が見慣れている街と違う所にきて『アウェー感』がある。何かが駆り立てられ普段と違うスイッチが入る気がする」

ツアーを企画したNPO法人・こうち企業支援センター・小松一之さん
「これがきっかけでサテライトオフィスができたり今、働く場所が自由になっているので移住をしていただいたり。そこまでいけたら高知県の経済に役にたつのでは」

県は参加者からアンケートを取り受け入れ環境の改善につなげていくとしています。

最近のニュース