【詳報】ワクチン接種歴を尋ねる不審電話に注意 高知県で新たに122人の感染確認
2022年6月7日(火) PM6時30分
感染が判明したのは未就学児から90代までの男女122人です。80代の女性1人が中等症で、そのほかは軽症。45人の感染経路が分かっていません。
年代別では10歳未満が22人と最も多く、次いで10代が20人、30代が15人などとなっています。70代以上は19人で全体の15.6%と増加傾向にあります。
市町村別では高知市の56人に次いで四万十市が31人となっています。幡多管内は合わせて35人で全体の約3割と高い割合が続いています。
新たなクラスターは3件です。幡多管内の障害者施設で入所者と職員合わせて8人、高知市の病院で5人、中央東管内の病院で5人の感染が確認されました。今月4日にクラスターが判明した幡多管内の病院で新たに入院患者と職員12人の感染が判明。クラスターは合わせて54人に拡大しています。
また県は、県庁職員や市の職員を名乗りワクチンの接種歴や家族構成を聞く不審な電話が高齢者宅を中心に数件かかっているとして注意を呼びかけました。
(県健康政策部 川内敦文医監)
「県の方では新型コロナの感染者ご本人以外にワクチンの接種歴を尋ねるということはない」
電話がかかって来た場合は最寄りの警察署や県警の相談係「#9110」に相談して欲しいとしています。
県内の感染者の累計は2万8268人となりました。重症は1人、中等症は1人増えて6人です。










